新潟青陵大学での講義レポート(新潟県の北條様)
日本ALS協会新潟県支部支部長の北條正伯さんが、大学での講義でHeartyPresenterを使用してくださいました。その時の感想をレポートしてくださいましたので、以下にご紹介させていただきます。
※は開発者注です
講演の概要
- 2019年3月7日(木)
- 新潟青陵大学看護学部看護学科学生108名を対象にした講義
在宅看護論テーマ「ALS患者の在宅療養生活」40分間 - Windows8、PowerPoint2010、HeartyLadder(スイッチ入力)
作成時の感想等
- PowerPointが完成していれば、自動的にプレゼン用のデータに変換するHeartyPresenterは、これまでない画期的なシステムで、その操作の簡単さに驚かされました。
- トーカーは複数ある中で、一番聞き易いと感じた「太郎」を選択しました。
※クリエートシステム開発株式会社の製品「ドキュメントトーカ」の音声の一つ - 冒頭の一行を読み上げない対策としてwaitを入れました。
- スイッチで操作する都合で、ワンクリックで操作を完了できるように、HeartyPresenterの実行中はwaitを用いませんでした。(PowerPointのテキストファイルに行間があると自動的にwaitが入ることを作業中に知りました。)
※最新のβ2では、スイッチ操作によるwaitからの復帰をサポートしています。 - 読み上げの抑揚を付ける手段としてpauseを効果的に使いました。特に強調したい箇所にはstrong(音量)機能を用いました。この二つの機能は、プレゼンする際には欠かせない機能で、フルに活用した結果、いい感じの演出ができたと思います。
- PowerPointのアニメーション機能をHeartyPresenterで操作する方法が分からず、今回の講義では使用しませんでした。次回はトライしたいと思います。
講義での感想
- 自分のパソコンを持ち込み講義しましたが、万が一のトラブルに備えて大学側でもHeartyPresenterをダウンロードしてもらっていた対応は、安心感がありました。
- 与えられた講義時間40分間、実時間43分間で想定内に終えることができました。HeartyPresenterの優れた性能の表れだと感じました。
まとめ
HeartyPresenterは、声を失った重度障がい者の社会参加を支援してくれるプレゼンシステムであることは間違えなく、その操作のし易さと、自分自身があたかも講義をしている様な、実体験をすることができました。今回、その性能の高さを体験した者としては、更にこのシステムを活用して社会参加を積極的にして行きたいと思います。
最後に、HeartyPresenterの提供をいただき、改めて感謝いたします。ありがとうございました。β版が成熟したプレゼンシステムとして1日も早い完成を待ち望んでいます。
北條様、ご利用とレポートありがとうございました。
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